■ 女王バチ 栄養たっぷり寿命2~3年
何万といるミツバチの中でたった1匹だけ大きな体をしたハチがいます。これが女王バチです。女王バチは他のミツバチよりも約2倍もの大きさがあり、ミツバチの中で唯一、卵を産む能力の持ち主です。
1つの巣箱の中のミツバチが増えおさまりきらなくなった時に女王バチの部屋”王台”が作られます。毎年5月ごろになると“分蜂(巣別れ)”がよく見られるのですが、その前には必ず新しい王台がつくられ、この新しくつくられた王台から、新しい女王バチが産まれてきます。古い女王バチは巣の中の約半分の働きバチをつれて外へ飛び出すのです。これを”分蜂(巣別れ)”といいます。
■ 働きバチ 働きすぎで短寿命
働きバチはミツバチの社会の中で1番多く、全てメスですが、女王バチのように卵を産むことができません。産まれたばかりの働きバチは最初の数日間は巣房の掃除、その後幼虫にエサをやったり、子どもを育てる仕事をします。そのあと、15日目ごろからは巣づくりや飛行練習、巣門(巣箱の入り口)で門番をしたりして20日以降になると、巣から外へ出て、花々から蜜や花粉を採ってきます。花のさかりにはほとんど休みなしで働き続けるので、寿命も短く平均1〜3ヶ月で死んでしまいます。
※ 繁殖期の寿命は働きづめなので約1ヶ月と短く、越冬期はあまり動かないので寿命は約半年あるといわれています。
■ 雄バチ プレイボーイ
雄バチは働きバチより、少し大きめな体をしていますが、働きバチのように毒針を持たず花々から蜜や花粉を集める能力もありません。雄バチはミツバチの繁殖のためだけに生まれてきて、毎日朝から夕方まで女王バチとの“結婚飛行”に出かけて行き、ここで結婚に成功した雄バチはすぐに死んでしまいますが、結婚に失敗した雄バチは成功するまでずっと、巣の中で暮らします。いわゆる居候ですね。秋になり花々の蜜や花粉が集まらなくなると、何もしない雄バチは巣から追い出され飢え死にしてしまいます。
わびしいですね~
コメント